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“亜州影帝” チョウ・ユンファ、完全復活!『インファナル・アフェア』で世界を席巻したフェリックス・チョンが描く、
予測不能なクライム・アクション・サスペンス! “亜州影帝” チョウ・ユンファ、完全復活!『インファナル・アフェア』で世界を席巻したフェリックス・チョンが描く、
予測不能なクライム・アクション・サスペンス! カリスマ性に溢れたミステリアスな男―“画家”。彼が率いるエキスパート揃いの偽札製造チームにスカウトされた“贋作の名人”レイは、最新テクノロジーの進化をあざ笑うように数々の難題を攻略しながら、犯罪の連鎖に巻き込まれていく。

 脚本はハリウッド(『ディパーテッド』)や日本(「ダブルフェイス」)でもリメイクされた『インファナル・アフェア』のフェリックス・チョン。初の単独監督作となる本作でも、魅力的なキャラクター設定や壮大なスケール感はもちろん、随所に張り巡らされた伏線や、ラストシーンまで二転三転する驚愕の展開を用意。『ユージュアル・サスペクツ』や『オーシャンズ11』シリーズを超える、予測不能なクライム・アクション・サスペンスを作り上げている。

 すべてが謎めいた男“画家”を演じるのは、香港映画界を代表する国民的俳優であるチョウ・ユンファ。ハリウッド進出を経た圧倒的な存在感で、初めて「悪」の美学を魅せるほか、香港(中国)映画界復帰後、初といえる現代劇での本格的なガン・アクションを披露しており、『男たちの挽歌』など、ジョン・ウー監督作で感じた衝撃と興奮を呼び起こしてくれる。また、彼に翻弄されていく天才贋作家・レイを演じるのは、1990年代から“香港四大天王”の一人として活躍し、『風雲ストームライダーズ』では千葉真一と共演。近年は『コールド・ウォー/二つの正義』などで演技派俳優として、人気実力ともに高い評価を得るアーロン・クォック。ユンファとともに“影帝”となった彼による迫真の演技も見どころだ。

 そして、レイにとって“運命の女”となるユンには、『ラッシュアワー3』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』など、ハリウッドでも活躍し、『オーバー・エベレスト陰謀の氷壁』では役所広司と共演したチャン・ジンチュー。ほかにも、『ビースト・ストーカー/証人』『十年』の名バイプレイヤー、リウ・カイチーや、ホウ・シャオシェン監督作でおなじみの台湾映画界の重鎮、ジャック・カオなどといったベテランが脇を固めている。

 2018年の香港映画界において、年間興行収入No.2を叩き出したうえ、中国大陸で公開された香港映画としては、史上No.1(12億元=200億円超)となるメガヒットを記録! また、香港電影金像奨(香港アカデミー賞)において、最多となる計17部門にノミネート。最優秀作品賞・監督賞・脚本賞・撮影賞・編集賞・美術デザイン・衣装デザインと、『インファナル・アフェア』の記録と並ぶ、計7部門を受賞した。また、すでに韓国でのリメイクが決定するなど、本作がふたたび世界を席巻することは間違いないだろう!

ストーリー

 タイの刑務所から香港警察へと身柄を引き渡された男、レイ・マン(アーロン・クォック)。世界を震撼させた国際的偽札(贋札)製造集団のメンバーである彼は、仲間の殺人容疑など、数々の容疑で取り調べを受けることになるが、そこにレイの友人を名乗る国宝級の女性画家、ユン・マン(チャン・ジンチュー)が現れる。

 レイの保釈を求める彼女に対し、ホー副署長(アレックス・フォン)は、今も行方不明となっているチームの首領・“画家”(チョウ・ユンファ)について話すことを要求。そして、 “画家”に最愛の人を殺害され、復讐を誓うホー警部補(キャサリン・チャウ)の前で、レイは自身の“過去”について語り始める。冷酷無比な“画家”の報復に怯えながら――。

 1995年、カナダ・バンクーバー。苦しい生活を送る恋人同士だったレイとユンは、ともに励まし合い、画家として名声を得ようとしていた。その後、ロク(カール・ン)に才能を認められ、個展を開くことになるユン。それに対し、生計のため有名絵画の贋作を手掛けるまでに堕ちたレイ。そんな彼の前に、“画家”が現れる。親子三代にわたり、偽札製造を家業にしながら、逮捕者はなし。「何事も極めれば芸術。心をこめれば、偽物は本物に勝る」と語る彼のカリスマ性に惹かれたレイは、彼が率いるチームに参加する。

 “画家”の父と仕事をしてきた原版技師のヤム(リウ・カイチー)を始め、管理担当のラム(ポーリン・シュン)、警備担当のウォン・ポー(デオン・チャン)、輸送担当のセイホイ(ジャスティン・チャン)といったエキスパートたち。レイは彼らとともに、アメリカ政府が新たに発行する100ドル札偽造という、前代未聞の計画を進めていくのだった。

 幾度にわたる原版製作、紙質やインク、印刷機や透かしの技術などの攻略を経て、ついに偽造100ドル札が完成。メキシコ、キューバ、インド、アイルランドと世界の大物たちと取引を行うなか、黄金の三角地帯(ゴールデン・トライアングル)を仕切る将軍(ジャック・カオ)との取引に失敗。彼が率いるゲリラなどを相手に、壮絶な銃撃戦が繰り広げられるなか、レイは将軍に囚われていた偽札製造の専門家、シウチン(ジョイス・フォン)を助け出す。

 それから1年後、命の恩人であるレイにシウチンは淡い恋心を抱いていたが、彼はロクとの婚約を発表したユンに未練があった。一方、カナダでの特殊インク強奪事件を機に、マー主教として極秘で潜入捜査を行っていたリー捜査官(デヴィッド・ワン)。彼もまた、ともに“画家”を追っていたホー警部補とのあいだに愛を育んでいた。そして、ついに香港のホテルの一室で、“画家”とマー主教との取引が行われることに。だが、そこには“画家”によって誘拐されたユンとロクの姿もあった……。

 数奇な物語の顛末がレイの口から語られたとき、“画家”がふたたび姿を現し、衝撃の真実が明らかになる!!

キャスト/スタッフ

  • Chow Yun-fat as Painter=Ng Fuk-sang

    チョウ・ユンファ/周潤發
    画家=ン・フクサン(畫家=呉復生)

    1955年5月18日生まれ。香港出身。
    73年、TVB所属としてドラマ出演を経て、76年に映画デビュー。80年放送の主演ドラマ「上海灘」は社会現象となり、“發仔”の愛称でお茶の間の人気者に。86年には、ジョン・ウー監督作『男たちの挽歌』に主演し、香港電影金像奨にて最優秀主演男優賞を受賞。翌87年公開のリンゴ・ラム監督作『友は風の彼方に』、89年公開の『過ぎゆく時の中で』でも同賞をするなど、人気実力を兼ね備えた国民的俳優となる一方、その人気はアジア全土に渡り、“亜州影帝”の異名を持つことに。98年、『リプレイスメント・キラー』でハリウッド進出し、『アンナと王様』(99年)、『グリーン・デスティニー』(00年)、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』(07年)などに出演。また、『アゲイン/明日への誓い』(89年)では時任三郎、『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』(92年)では國村隼、『シャンハイ』(10年)では渡辺謙、菊地凛子、『曹操暗殺 三国志外伝』(12年)では玉木宏と共演している。

  • Aaron Kwok as Lee Man

    アーロン・クォック/郭富城
    レイ・マン(李問)

    1965年10月26日生まれ。香港出身。
    84年、TVB所属のダンサーとしてデビューし、その後、俳優の道に進み、『ケネディ・タウン・ストーリー 嵐の季節』(90年)で注目。同年には歌手デビューし、“舞王(ダンス王)”の異名を持つと同時に、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、レオン・ライとともに“香港四大天王”として、絶大な人気を得る。アンドリュー・ラウ監督作『風雲 ストームライダーズ』(98年)では千葉真一、スタンリー・トン監督作『SPY_N』では藤原紀香(00年)と共演するほか、97年と02年には日本でコンサートも行っている。台湾金馬奨では2年連続で、最優秀主演男優賞を受賞。
    『ディバージェンス 運命の交差点』(05年)と『父子』(06年)したほか、『九龍猟奇殺人事件』(15年)では香港電影金像奨で最優秀主演男優賞を受賞。近年は『西遊記 孫悟空vs白骨夫人』(16年)、『西遊記 女人国の戦い』(18年)で、特殊メイクを施した孫悟空役を演じている。

  • Zhang Jing-chu as Yuen Man

    チャン・ジンチュー/張静初
    ユン・マン(阮文)

    1980年2月2日生まれ。中国・福建省出身。
    97年に中央戯劇学院に入学し、卒業後の03年に出演したベルリン映画祭銀熊賞受賞作『孔雀―我が家の風景』で注目を浴びる。その後、イー・トンシン監督作『プロテージ/偽りの絆』(07年)、ダンテ・ラム監督作『ビースト・ストーカー/証人』(08年)、フォン・シャオガン監督作『唐山大地震(10年)などの演技で高い評価を得る。ヒロインを演じた『ラッシュアワー3』(07年)のほか、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』(15年)にも出演。『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』(19年)では役所広司と共演した。

  • Liu Kai-chi as Ng Yam

    リウ・カイチー/廖啟智
    ヤム(吳鑫)【原版技師】

    1954年4月7日生まれ。香港出身。
    79年、TVB所属となり、チョウ・ユンファの出世作「上海灘」(80年)など、これまで100本以上のドラマに出演。81年に映画界に進出し、ジェイコブ・チャン監督作『籠民』(93年)では香港電影金像獎で最優秀助演男優賞を受賞。その後、不遇な時代を経て、不気味な殺し屋役を演じた『インファナル・アフェア 無間序曲』(03年)とダンテ・ラム監督作『ビースト・ストーカー/証人』(08年)でも同賞を受賞。今や香港映画界には欠かせない名バイプレイヤーの一人である。

  • Felix Chong Man-Keung

    フェリックス・チョン/莊文強
    監督・脚本 Director・Writer

    1968年生まれ。香港出身。
    香港浸会大学在学中から映像制作を始め、99年、脚本家デビュー。『ジェネックス・コップ2』『東京攻略』(00年)などを経て、『インファナル・アフェア』3部作(02年・03年・03年)を手掛ける。その後も『頭文字[イニシャル]D THE MOVIE』(05年)、『傷だらけの男たち』(06年)など、アンドリュー・ラウ監督作に欠かせない存在に。05年、レオン・ライ主演『情義我心知(日本未公開)』で監督デビューし、『ジ・エレクション仁義なき黒社会』(10年)で香港電影金像奨新人監督賞を受賞。
    本作『プロジェクト・グーテンベルク贋札王』でも同奨の最優秀作品賞、監督賞、脚本賞など全7部門を受賞した。そのほかの監督作に、サミー・チェン主演『大捜査の女』(08年)、『盗聴犯』シリーズ【『盗聴犯~死のインサイダー取引~』(09年)、『盗聴犯~狙われたブローカー~』(11年)、『インターセプション盗聴戦』(14年)】のほか、ドニー・イェン主演『三国志英傑伝関羽』(11年)、トニー・レオン主演『サイレント・ウォー』(12年)などがある。

  • Jason Kwan Chi-Yiu

    ジェイソン・クワン/關智耀
    撮影 Director of Photography

    香港出身。
    05年のアンディ・ラウ主演『愛と死の間で』以降、アーロン・クォック主演『コールド・ウォー香港警察二つの正義』(12年)、『コールド・ウォー香港警察堕ちた正義』(16年)のほか、デレク・クォック監督作『ファイアー・レスキュー』(13年)、『全力スマッシュ』(15年)、『悟空伝』(17年)などを担当。15年に『指甲刀人魔(日本未公開)』で監督デビューし、香港電影金像奨にて最優秀撮影賞を受賞したドニー・イェン主演『追龍(日本未公開)』(17年)、レオン・カーファイ主演『追龍II:賊王(日本未公開)』なども手掛ける。

  • Nicky Li Chung-Chi

    ニッキー・リー/李忠志
    アクション監督 Stunt Coordinator

    1963年生まれ。香港出身。
    80年代から、成家班(ジャッキー・チェンスタントマン・チーム)で活躍。ジャッキー・チェンやベニー・チャン監督作を中心に手掛けるほか、三池崇史監督作『DEAD OR ALIVE FINAL』(01年)も担当。『香港国際警察/NEW POLICE STORY』(04年)と『コネクテッド』(08年)で、台湾金馬奨最優秀アクション監督賞を受賞。また、『ドラゴン×マッハ!』(15年)で、香港電影金像奨最優秀アクション監督賞を受賞。08年『狼牙-ライジング・フィスト-』では、主演のウー・ジンとともに共同監督を務めている。

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